住宅ローンの仕組みについて

11月 15, 2015 in 住宅のお金

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自分に合ったものの選択が可能

住宅ローンとは住宅を購入するためのローンであり、長期間にわたって返済を続ける点が特徴的です。
住宅ローンを利用している方の8割以上が20年を超える長期の返済期間を設定しています。
かつては住宅金融公庫が一番信頼できる住宅ローンだったのですが、近年は民間の金融機関でも住宅ローンを扱っていることが増えており、自分に合ったローンを選択することが大切です。

住宅ローンを組めば当然のことながら利息が発生してしまいます。
借りている期間が長くなるほど利息額も膨らんでしまうため、支払総額は増えてしまいます。
ただし、借りる期間を短くしてしまうと、今度は月々の負担が大きくなってしまうため苦労するでしょう。

したがって、住宅ローンを借りる際には色々なバランスを考えながら契約をしなければいけません。
安定した仕事に就いているのか、将来的にどのくらいの年収になりそうなのか、家計の負担はどれくらい増えそうか、といった点を考慮して住宅ローンを考えましょう。
住宅ローンは住宅を担保としてお金を借りることになるため、万が一ローンが返済できなくなれば、住宅は売られてしまいます。

ローンが返済できないときには、任意売却をするか競売をするという方法があります。
任意売却というのは売り手を探して、その人に売却をすることによって、ローンを返済する方法です。
競売というのは裁判所の方で実行されるものであり、家が落札者に対して売られてしまいます。

住宅ローンの注意点

住宅ローンを提供している会社はたくさんあるため、まずどこのローンを選ぶのかで悩むことになります。
最もベストな選択というのは状況によって異なるため、慎重に検討しましょう。
金利の低いローンは当然良いのですが、誰にでも適用されるわけではありません。

多くの場合金利の低いローンには条件が設定されているのです。
適用条件を満たしていないと低金利の契約ができないため、そのような宣伝に惑わされないようにしましょう。
トータルでどれくらいのコストがかかるのかという視点を持つことが大切です。

現在の支払額だけではなく、将来のことをよく考えて計画的に住宅ローンを組みましょう。
例えば子供が大学に進学した場合は、自宅から通学できるとは限りません。
場合によっては、1人暮らしや寮住まいを検討することになります。
そこに学費も必要になってくるので、将来の収入と支出のバランスを細かく出しておきましょう。

参考
大学生の生活費はいくらかかる?!仕送り額を徹底分析!
学費納入について[慶應義塾]
慶應義塾大学周辺の学生マンション[学生マンション.com]

人生を左右することになる大きな決断となるため気をつけてください。
途中で妥協してしまうことが一番いけません。